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タマネギ外皮エキス末による食後血糖値の上昇抑制について

2018年11月30日

タマネギ外皮エキス末のショ糖負荷試験による血糖値上昇抑制作用は「タマネギ外皮エキス末の糖負荷試験結果」の項においてご報告した通りです。

そこで、タマネギ外皮エキス末が食後血糖値の上昇にどのような影響を及ぼすか検証するため、白米喫食後の血糖値測定を行いました。
また、今回の試験では、タマネギ外皮エキス末を摂取するタイミングによりどのような違いが生じるか、10分前摂取、5分前摂取の2通りのパターンについても検証しました。

試験概要

・実施期間:2018年10月22日~11月19日
・被験者:社内ボランティア4名(30代男性3名、50代男性1名)
・試験食:白米200g
・血糖値測定方法:血糖自己測定(SMBG)を用いて、食前及び食後30分おきに測定
・試験方法:
①白米200gのみを摂取した後の食後血糖値の推移(ブランク)
②白米200g摂取の10分前にタマネギ外皮エキス末0.5gを摂取(10分前)
③白米200g摂取の5分前にタマネギ外皮エキス末0.5gを摂取(5分前)

(当社調べ)

【血糖値の推移】

タマネギ外皮10分前摂取、5分前摂取の両データにおいて、食後の血糖値が30分、60分、90分、120分の全てでブランクを下回る結果が得られました。
また、摂取タイミングの違いにおいては5分前摂取が最も低い数値を示すことも分かりました。

 

AUC(血糖曲線下面積)

AUC(血糖曲線下面積)においても、タマネギ外皮10分前摂取、5分前摂取の両データでブランクの数値を下回る結果となりました。
また、摂取タイミングの違いにおいては5分前摂取が最も低い数値となりました。

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