2018年4月24日
in vitroにおいて確認されたタマネギ外皮エキス末のα-グルコシターゼ阻害活性が、in vivoにおいてどのように作用するか、ボランティア10名の協力を得て糖負荷試験を実施しました。
試験の内容は、
①空腹時に75gのショ糖を服用
②後日75gのショ糖をタマネギ外皮エキス末0.5gと同時に服用
それぞれ服用の直前から2時間後までの血糖値を測定し、その推移を比較したものです。
75gのショ糖のみを摂取した場合の血糖値が30分後に150mg/dL程度まで上昇したのに対し、タマネギ外皮エキス末0.5gを同時に服用した場合では120mg/dL程度まで抑えることができました。
糖尿病の予備軍とされる食後高血糖や、血糖値スパイクを穏やかにする効果も期待されました。